こんにちは。
吉田です。
バブです。
今回はボードゲーム作成についてその⑨です!
前回の記事はこちら。
今までの連載はこちらでまとめています。
人類最大の人権侵害
人権と言う概念が生まれる前から存在している商売の中の一つである人身売買。
遠い外国の話のように思えますが、日本でも歴史を見ると存在しているし、実際に現代でもなくなったとは言い切れないような部分も散見されます。
出品予定の第2回全日本ゲーミフィケーションコンペティションのテーマに、SDGs的なものを感じたので、SDGsの中で興味関心がある分野として考えるとこの部分が一番琴線に触れたので、コンペに出す案に入れていみようと思い、ボードゲーム制作に取り掛かることにしました。
実際にゲームにしていいものなのかな?あまりにセンシティブではないか?
と考えて見たものの、だからこそやる価値があるとも思ったり。
人身売買、遠い昔にあった出来事のようで、世界的に見れば、実はまだまだ現代にもたくさん行われている実状があります。
ここで人身売買の実状を語るようなことはしませんが、少しでもゲームを通じて興味が持てるようなものが作れたら良いなと考えています。
このゲームどうしたらもっとおもしろくなるのか?
で、実際にゲームを作ってみたものの、これ、どうしたらもっと面白くなるのか考えています。
ここでいう面白いというのは、ゲームとしてのおもしろさとしてはもちろんですが、
このゲームをプレイすることで、知識が増えたり、興味がでたり、見識が広がったりすることを指しています。
ストーリーとしては、
プレイヤーは人身売買が行われている架空の国に対して、間接的に支援を行っていきます。
その支援が、教育、治安、経済、政治のパラメーターを上げていくと、人身売買を行っているグループのステータスが徐々に下がっていく。
というようなイメージにしていて、
大枠のシステムは考えたのですが、どうやっても面白くない・・・。
教育、治安、経済、政治、といったものが向上していくと、どんどん世の中が改善していくことになります。
世の中がよくなるにつれて、社会的な問題である人身売買が縮小していく。
もちろん現実ではそれ以外にもたくさんの要素が複雑に絡み合っているわけですが、
あくまでも概要的に、学べる場所があれば、働ける場所があれば、という短絡的なものではなくて、社会全体の底上げが状況を改善することにつながっていく、という意味のメッセージになると良いなと思っているわけです。
そこをゲームの中で表現できると、より達成感とか、問題意識とかかが芽生えたりするのかなと思ったり。
これから面白くなる要素を足してゲームとしてのボリュームを増していきたいとこなのですが、果たしてこれ面白くなるのだろうか・・・。
という不安がよぎっております。
人身売買をテーマにしたシリアスゲーム(エンターテインメント性とは別に、教育や学習要素をもったゲーム)において、エンタメに要素を全振りしているゲームほどに面白さを求めてはいかないのかもしれないですが、しかしまったく面白くないのもいかがなものか。
面白くて学びがある、が肝だと思っているのに、今作っている途中の段階では面白さも学びももう少し頑張りましょうという状態。
改善を急ぐ必要があります!!
何を足して何を引くのか
まず前提として、やりたいことを全部詰め込んで、ゲームのボリュームを出し、伝えたいテーマからブレるところ、ゲームとして余計なところはどんどん削ぎ落としていく。
そういうゲーム作りをしていきたいのですが、
思いついた要素を入れることになにやらためらってしまう。
「これ面白いのか?」
「これ必要なのか?」
行動するよりも思考が先に来てしまいます。
行動力に定評がある私ですが、特に失うものも何もないのに、やはり自信がないものは尻込みするようです。
どんどん足して行けば、必要なもの不要なものが見えてきたりするのかもしれません。
やらないと効果があるのか、あったほうが良いのか、何も見えないので、まずはチャレンジするほうが結果として悩んで進まないよりも前進するんだろうなと思います。
よし、今考えているネタをどんどん追加していこう!
引くことはその後ですね!
皆様も何か行動しようとする時に考えが先行して思い悩み、立ち止まってしまう瞬間があるかもしれませんが、そんなときは考えるのを断ち切って、まずは行動してみることが吉かもしれません。
やってみて、ちがったな。ということがわかるだけでも前進ですよね!
私もそう思って次の案を試して行こうと思います。
では、本日もお読みいただきありがとうございました。