こんにちは。
吉田です。
バブです。
先日友達にボードゲームのルールを説明している時に、
「バブさんのルール説明ってめっちゃわかりやすいですね!!」
と褒めていただけました。うれしみ!!
褒められると素直に喜ぶ人間なので、今日はルール説明する時に気をつけていることを書いてみようと思います!!
ズバリ!大事なことは2つです。
◆喋りすぎないこと
◆ルール説明と勝ち方を混ぜないこと
です。
これらは追ってお話ししようと思います。
基本的には以下の内容で説明ことが多いです。
・概要・世界観の共有
・ゲームの終了条件
・できること
・大事なこと
・仮プレイ
・本プレイ
卓を囲んでいるメンバーのゲームの慣れ感などで部分的に省略したり、逆にプラスアルファしてより丁寧に話すこともあります。
この辺りは慣れも必要かと思います。
では、順を追って説明していきます。
概要・世界観の共有
まずはボードゲームの世界観を共有するとことからスタートです。
例えばカタンであれば、「あなたは大航海時代の勇ましい航海者です。航海の末、遂に新しい島を発見しました!」
と、ゲームの設定から話してみたり、
クク21であれば「元々は中世のフランスで遊ばれていたゲームが元になっています!酒場などで親しまれたいたのかもしれませんね。」
とゲームの歴史を説明してみたり。
「へぇ〜!」
と思ってもらい、まずは聞く体制になってもらうことが大切です。
漫才でいうところのつかみですね。
つかみがあるとないでは、実際にこれを伝えたい!という部分が意外に伝わらなかったりします。
相手に聞く体制をまずは作ってもらえると良いかなと思います。
ゲーム終了の条件
次にどうなったらゲームが終わるのかを説明します。
例えばスポーツ。
テニスだったら3セット先取したら勝ち
野球だったら9回終了時に多くの点数を取っていたほうが勝ち
などなどですね。
ボードゲームだと、
誰かが10点になったら終わり
手札がなくなったら終わり
8ラウンド回ったら終わり
負けの人が確定したら終わり
など、終了条件を伝えることが大切です。
どうなったら終わるのか、どういう状態になったら勝つのか(あるいは負けか)を伝えるようにしています。
できること
そして次にこのゲームは実際に何をするのか、
ルールの大枠、幹の部分を伝えます。
例えばカタンだと、やることは3つだけ!と伝えています。
①サイコロを振って資源を取る
②手札を山札か他のプレイヤーと交換する
③集めた資源(手札)を使って建設する
これを順番に繰り返すだけ!
これだけ聞くと、ルール少ない気がしませんか?
始める前に難しそう・・・と身構えることができるだけないようにしています。
ここまでで実際にゲームに入っていきます!!
ルールを知ってる人からしたら説明が足りなさすぎる!
と感じる人もいるかも知れませんが、それも折り込み済みです。
ボードゲームプレイヤーは実際には自分たちが思っている以上に知らない間にたくさんの情報を処理しているんではないでしょうか。ボードゲームをプレイしている方々の情報処理能力ってすごいんです!!
大事なこと
ここから実際にプレイをしながら説明を加えていきます。
先程までの部分が幹なら、ここからは枝葉の部分です。
ここの説明をまとめてすると情報量が多くなってしまいがちです。
大切なことは
①喋りすぎないこと
②ルール説明と勝ち方の説明を混ぜないこと
だと思います。
①喋りすぎないこと
に関しては皆様もご経験があるかと思いますが、集中して聞いているつもりでも5つも6つもまとめて伝えられると、最初の1つはなんだっけ?となることが多いです。私の場合はもはや覚えていないことがほとんどです。
まとめて話しても結局覚えきれないので、都度都度ゲームを進めながらその瞬間瞬間に必要な情報だけ伝えていきます。
②ルール説明と勝ち方の説明を混ぜないこと
これは本当によくありがちなことだと思うのですが、プレイのコツや逆に悪手などをルール説明の時に併せて説明する方がいます。理解が早い方は効率的に上達できるのかもしれませんが、私はできるだけルール説明時はルール説明に徹します。勝ち方や失敗する方法などをプレイをしながら発見していくのはボードゲームの醍醐味だと思うので、そこはプレイヤーの皆さん自身で発見、ないし体験してもらいたいのです。
仮プレイ
ということで、実際にルールもほとんどわからない状態で仮プレイをしていきます。
ゲームが進行する度に、「あれ?この場合は?」とすぐに手が止まることでしょう。
その折々でルールの補足説明をしていきます。
この「あれ?」が大事です。
この瞬間こそ人は学ぼうとしています。どうしていいかわからないからです。
プレイヤーの中には、目の前の事象から更に踏み込んで質問をしてくれる方もいます。
質問がきたらゲームを楽しみだすのは目前です!
質問をするということはゲームを理解しよう、楽しもう、勝とうとしている現象だと捉えているからです。
なので、質問しやすい空気を意識的に作るようにもしてますね。
余計なことは喋りませんが、脱線はちょくちょくしています。
ルール説明もコミュニケーションの一環だからです。
ゲームのプレイに必要なルールを説明しきるまでは手探り状態でプレイしてもらい、
全員がおおよそのルールを把握しきったら、そこで仮プレイは終了!
仕切り直して最初からプレイしてもらうのです!
本プレイ
先程の仮プレイの時にやってしまった失敗や、最初は知らなかった為にやってしまった回り道など、
もう繰り返すことはありません。
全員楽しんでゲームしてみてください!
と、いう感じです。
まとめ
ルール説明はこうあるべき!みたいなつもりはないのですが、
人の数だけプレイの仕方があるように人の数だけルール説明の仕方があるんだと思います。
私のルール説明が伝わりにくい方もいることでしょう。
そこはまだまだ私の伸びしろということですよね。
ただ、改めて自分自身がどういうふうにルール説明をしているのか文字に起こしてみて感じたのは、
ルール説明も継続して聞いてもらう工夫が大事!ということなんだと思います。
振り返ってみると、ルール説明の中身は余計なことは喋りませんが、合間にちょっとした冗談などはよく取り入れてます。
ただ、私自身もルール説明が慣れているゲームとそうでないゲームがあるのでまだまだ精進する必要があります!!もっともっと経験したいです!!
皆さんも、自分の好きなゲームを友人にすすめる時に自信をもっておすすめできるように、ルール説明の準備をしてみてはいかがでしょうか?
もしも、バブのルール説明を聞いてみたい!とご興味をお持ちいただけた方はこちらからイベントにご参加いただけると嬉しいです!
過去のイベントの様子はこちらのブログ記事で掲載してます!
お時間ある際にどうぞ!
では、本日もお読みいただきありがとうございました。