カタンのルール説明をする時に気をつけていること⑤

    こんにちは。
    吉田です。
    バブです。

    目次

    ルールブックにない部分

    本日はルール説明をする時に気をつけていること
    と言いますか、普段とは違うプレイヤーとカタンをする時にルールに差異が合った場合の注意点です。
    いわゆるローカルルールですね。
    実際いろんな相手とカタンをやると少しずつ違っておもしろいですよ。
    ※ルール説明時にここまで詳細に話すことはありません💧

    以前までの記事は以下

    [blogcard url=”https://bab-boardgame-club.com/2021/03/18/catanrules1/”]

    [blogcard url=”https://bab-boardgame-club.com/2021/04/02/catanrules2/”]

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    [blogcard url=”https://bab-boardgame-club.com/2021/04/15/catanrules4/”]

    カタンには細かいルールもあります。
    大枠のルールは前回までの記事で案内しておりますので、そちらを参照いただければと思いますが、
    例えば・・・
    ・算出される資源は全員が一度に取れる充分量が取れない場合は全員獲得できない。
    ・ロンゲスト保有のプレイヤーの道が分断され、道の本数が減った時に、次点のプレイヤー2人いる場合はロンゲストは誰のものでもなくなる。
    とかとか。
    この場合はどうなんだろう?
    というようなルールブックに書かれていない細かい部分もあります。

    いわゆるローカルルールについて

    ローカルルールと言われるとピンと来ないかもしれませんが、
    例えばトランプゲームの大富豪をイメージしてみてください。
    地域によっては大貧民と呼ばれていて、すでにローカル差があります。
    タイトルが違っても伝わるゲームって地味にすごいですよね。日本全国に浸透しています。
    ほとんどの人が知っているボードゲームと言えば、やはり人生ゲーム。
    カタンもその域まで持っていきたいですね!

    ローカルルールの例を上げてみると・・・
    ・イレブンバック(11が場に出されると、場のカードが流れるまでカードの強さが反転する)
    ・矢切り(8を出すと強制的に場を流して、自分から再スタートできる)
    などなど。
    ネットで調べて見ると無茶苦茶沢山出てくるので興味がある方は一度検索してみてください。
    私も知らないルールが沢山あってびっくりしました💦
    やってるプレイヤーが多いと、それぞれの地域や年代で違うルールがあるみたいですね。

    カタンにもローカルルール

    大富豪ほどではないですが、カタンにもそういうローカルルールがあります。
    例えば、
    ・1周目に7が出たら振り直しができる
    ・嘘をついてはいけない
    ・手札を見せてはいけない
    ・盗賊の移動時喋ってはいけない
    ・発展カードの中身を言ってはいけない
    ・発展カードの複数同時使用OK
    ・盗賊で抜ける資源を指定できる
    ・盗賊を自分の開拓地に置かない代わりに、交渉に応じる
    ・自分の街道が相手の開拓地に断絶されても継続して開拓できる
    ・1番手はサイコロを2個振った時に一番大きな出目の人。それ以外の手番は時計回り。
    などです。

    カタンの販売元の株式会社g.p.さんが主催されているカタン日本選手権などの大会の形式をとっているイベントでは、ゲーム性に大きく影響するルールについては予め言及して同意を取ってからプレイされることが多いです。
    ※参照カタン’20日本選手権

    ただ、私は個人間でやる場合、その時々で、同卓しているプレイヤーの合意があればある程度ルールは変えてしまっていいと思っています。

    これはまた別で記事に書こうと思っているのですが、「所詮ゲーム、されどゲーム」なのです。
    肩肘張らずに楽しむためにあるのがゲーム、けれど、時には人生に影響を与え得る可能性もあるよね、という意味です。

    時に思い入れが強すぎて、
    このゲームはこうあるべき!!!
    という主張が周りの人を驚かせてしまうこともありますが

    私が色んな人とプレイして感じることは、
    そもそもカタンのプレイ人口の殆どが、ローカルルールや大会ルールなどは知りません。
    説明書に記載されている内容だけでは細かい部分の指定ができないのですから、知らなくて当然です。

    なので、公式大会のルールを知らない人が、カタンをやっていたとしてもそれはれっきとしたカタンであって、そんなものはカタンじゃない!と否定しても意味がないように感じます。

    それぞれの魅力

    多くの遊び方があることで、逆にその数ぶんゲームの楽しみ方も広がります。
    販売元の株式会社g.p.さんも、「一家に一カタン」を提唱しておりますが、広まりきった時にそのカタンを持っている世帯全てで統一したルールで行うことはできないのです。

    けど、ルールに余白があることもボードゲームの魅力の一つでもあると思います。
    ちょっとした提案や工夫でその卓にいる人がやりやすくなるようにできるといいですね。

    初心者にやりやすいように荒れ地タイルを別の資源が算出されるタイルに変えたり、
    初期配置時は資源タイルを全て裏返しにしてスタートするやり方があったり、様々な楽しみ方を皆様開発しているようです。
    あなただけのオリジナルルールを考えてみても面白いかもしれませんね。

    草野球とか、フットサルサークルとかでも技量に差があればハンデを付けたり、男性は利き足でシュート禁止とか、工夫してみんなが楽しめるようにしてますよね。
    そんな感じです。

    プレイする場とメンバーに合わせて、その場面毎に最適なプレイを選べるといいですね。

    さて、ちょっとした連載になりましたがこれでひとまず、「カタンのルール説明について」の記事は終わりです。
    また思い立った時に続きの記事を書くかもしれませんが・・・。

    本日もお読みいただきありがとうございました。


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