こんにちは!
吉田です。
バブです。
私が企画しているボードゲームイベントで気にかけていることを書いてみようと思います。
ボードゲーム経験者が集まる会の時には、私がどうこう走り回らなくても、各々自由に楽しんでもらいつつ、私も参加者と一緒に楽しむだけなんですが、
ボードゲーム経験が少ない人、あるいは今日がボードゲームデビューです!
という人がいる時には、特に気配りをしています。
巨匠の言葉
基本は
「また一緒に遊びたいと思われるプレイを心がけなさい。」
です。もはやこの一言です。
このホームページのトップでも記載しておりますが、
やはりボードゲームは一緒に遊ぶ人が大切です。
ボードゲームの代名詞であるカタンの作者、クラウス・トイバーさんがおっしゃられたとされていますが、
この言葉に全てが集約されていると思っています。
これは人でもイベントでも一緒だと思っていて、
常にそう思われる人・イベントはどういうものだろうと心がけています。
具体的にどうする?
じゃあ具体的にどういうことなんだってばよ!!
という声が聞こえてきそうなので、更に解きほぐしていくと、
楽しくゲームをしよう!
ということです。
当たり前じゃん!当たり前です。はい。
では
未経験者も含めた全員に楽しくゲームをしてもらう為には何が必要かと言うと、
レベルの合った相手と遊ぶこと
理解度に合ったゲームをすること
だと思っています。
例えばテレビゲームやソーシャルゲームは本当によくできているなぁと思っているのですが、
最初の弱い敵、簡単なステージをクリアしていくにつれ、
少しずつ成長していく感じが得られているかと思います。
そういう感覚をボードゲームでも演出することが大事です。
例えばボードゲーム以外のケース
ロールプレイングゲームで、スタートしていきなり最後のボスがでてきてズタボロにされたら、なんだこのゲーム!?って思っちゃいますよね。
時々聞く、ボードゲームやってみたけど、経験者の人にズタボロにされたからもうやりたくないという声。
先述の出だしからラスボス状態です。
これはボードゲームだけでなく、スポーツとかでもありますよね。
本当に悲しいです。
新規のユーザーの獲得はどのジャンルでも大切なことだと思いますが、
こういうことがあると新規のユーザーは定着するどころか、離れていってしまうのではないでしょうか。
初心者歓迎!とうたっているフットサルの企画に私も参加したことがあるのですが、
とっても心細く感じたことがあります。
経験者同士がめちゃくちゃ激しくプレイしていると、未経験者の私はボールに触れることすら申し訳ない・・・邪魔しないようにしよう。おれは隅っこがお似合いなんだ。
と感じちゃうことがありました。
経験者側は、そんな事言わずに一緒にやろうよ気にしないよ!
と言ってくれるのですが、こちらはそう思えない!みんなうまいもん!おれどう考えても邪魔じゃん!足引っ張っちゃうううう!
と考えてしまっちゃいます。
なので私のイベントに参加してくれる人にはそういう気持ちをして欲しくないのです。
段階を踏むことが大切
要は、その人に見合ったステージを準備する必要があるのではないかと思います。
けど明らかに手抜きされるのも経験者の方に申し訳ない。
さっきのフットサルだと、経験者の人がつまらなくなってしまいます。
なので、私が主催しているイベントにボードゲーム未経験の方が参加する時は、
まずは
ルールがシンプルなもの
を選ぶことが多いです。
以前記事にした
「neu(ノイ)」
「ボブジテン」
や、
「ito」
「ニムト」
「ブロックス」
などがわかりやすいかと思っています。
こういったゲームは経験者と未経験者の差がつきにくいと思っていますし、すぐゲームが終わるので勝ち負けもあんまり気にしなくて良いのかなとも思っています。
経験者も手加減をしなくても、一緒に同じ土俵で楽しめるゲームだと思っています。
なので、この辺りのラインナップは私のイベントではレギュラーです!
楽しくてわかりやすいゲームを作ってくださってありがたい限りです!!
コンポーネント(内容物の総称)がシンプルなのもいいですね。
いずれコンポーネントがたくさんあるゲームももちろん楽しんでもらいたいのですが、
まずはボードゲームは楽しい、簡単、という印象を持ってもらいたいと思っています。
楽しいと、またやりたい!が連鎖すると思っているのでそこが何より大切です。
楽しくて簡単で繰り返していくと、だんだん物足りなくなってくる人もいると思うのです、
そういう時にすこしゲーム要素が増えたゲームを差し出すわけですね。
大体この辺りでは
「街コロ」
「Splendor(宝石の煌めき)」
「カルカソンヌ」
などがおすすめかなと思います。
ゲーム性もあり、コンポーネントも少し増えて派手さも出てきます。
この辺りのゲームも信頼度も高いです!
こういうゲームができるようになって、楽しさを体感してもらえると、あとはよっぽど難易度が高くないゲームであれば大体なんでも挑戦できるようになると思います。
私としては、
『カタン』
がイチ押しなのですが、カタンはボードゲーム未経験者には少し長いと感じる人もいるかと思うので、
ある程度慣れてきた人におすすめするようにしています。
こういう感じで
未経験者にはボードゲームに馴染むまでステップを設けるようにしています。
初めてのボードゲーム、初めてのボードゲーム会などは人生で一度しかない体験なので、
そこを良い体験にしてもらえるかどうかで、その人の今後の人生にボードゲームが絡むかどうかが関わってきそうですよね。
参加しやすいイベントを心がけています!
初めてが楽しかった、という印象になると次回参加の可能性が増えそうなので、
「初めて」をよりよい思い出になるように演出したいと思っています。
「初めて」を良い思い出でスタートしたい人はこちらのイベントにご参加お待ちしております!
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では、本日もお読みいただきありがとうございました。