ボードゲームの原体験

    こんにちは。
    吉田です。
    バブです。

    ボードゲームばっかりやってる私ですが、そもそもなんでこんなに好きなのかと、昔の記憶をたどってみようかと思います。

    子どもの頃の遊び

    幼い頃によく父と遊んだものとして、
    ・将棋
    ・算数の計算問題
    があります。

    これが、私のボードゲーム好きになる下地になっているんじゃないかと思います。

    将棋


    小さな頃、父と将棋を指していたことを覚えています。
    駒の動かし方やルールは割とすぐ覚えたような気がしますが、やはり戦略的な部分は父に及ばなくて、将棋の駒を使った別の遊びも教えてもらいました。
    ・はさみ将棋
    ・山くずし
    ・すごろく
    です。

    どれもとっても面白かったですね。

    はさみ将棋はアブストラクト(運要素が介在しない、実力の戦い)
    山崩しはバランス
    すごろくは運(ちょっとテクニックもいるかな?)

    という要素がありますが、こう考えてみると将棋の駒と盤面というのは汎用性が高いものですね。
    山崩しやすごろくは複数人でできるので、姉や母も含めてよく遊んでいた気がします。

    算数の計算問題


    父がよく算数の計算問題を手書きで作ってくれていました。
    二桁の足し算引き算の問題です。
    この頃の足し算引き算は勉強ではなくゲームでしたね。
    チラシの裏などに沢山問題を作ってくれて、それを解くのが楽しかったし、父が褒めてくれるのがうれしかったです。
    計算問題を作っても作っても私がどんどん解いてしまうので、そのうち父の方が音を上げて作ってくれなくなりました。
    なので、小学校に入ってからも算数は得意科目で、楽しみな時間でした。
    他の子よりも早く計算はできていた気がします。
    パズルみたいで楽しみながらやっていました。
    解けた時の達成感が好きでしたね。
    算数から数学になるとちょっと難しさが勝ってきて、数学Ⅱ・Bぐらいになるともう投げ出してましたが。
    父は仕事で夜帰って来るのが遅い日が多く、既に私は眠ってしまっていて、翌日の朝早くにはでかけてしまっていたので、たまに早く帰ってきた時にかまってもらえるのがうれしかったのもあります。

    一緒に遊んだ時間はかけがえのない思い出に

    多分このあたりの体験が、今の私のボードゲーム好きの原体験になっているかと思います。
    幼い頃の父との将棋、計算ゲームから、
    中学、高校、大学、専門学校、と進んでいくと、次第にビデオゲームに移行していき、
    もちろん父と一緒に遊ぶようなこともなくなっていくのですが、
    このような父との体験があったからこそ、
    カタンに出会ってからアナログのゲームの楽しさに引き戻されたんだと思います。

    昨今の時代であればAIとの対局や、算数の計算問題などはデジタルでもできますし、そういうアプリを子どもにやらせておけば楽しんであそんでくれるのかもしれませんが、あの頃の私にとっては、父と一緒の時間を共有できる手立てだったのです。
    今にして思えば、父と私はゲームを通じてコミュニケーションを取っていたのでしょう。
    父は私が大学1年生、18歳の時に病気で他界しました。
    いつでも会えると思っていたのに、いつ会えなくなってしまうかは誰にもわからないものですね。

    こういうご時世なので集まって一緒に、というのは少しむずかしい部分もあるかもしれませんが、
    実家に集まるタイミングがあれば、懐かしいゲーム、自分の大好きなボードゲームを持参してをやってみませんか?

    アナログゲームは、かけがえのない相手との大切なひとときをつくるお手伝いをしてくれますよ。

    では本日もお読みいただきありがとうございました。


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