こんにちは。
吉田です。
バブです。
今回はボードゲーム作成についてその⑩です!
前回の記事はこちら。
今までの連載はこちらでまとめています。
社会課題は多くの人が認識している
今、私達が作ろうとしているボードゲームのテーマは2つ。
- フードロス
- 人身売買
です。
それぞれは社会課題として考えられていて、当然改善すべき問題です。
このことを認識していない人はいないと思います。
もちろんこれら以外にもたくさんの社会課題は存在していて、その課題を解決すべくたくさんの人があちこちで尽力しています。
食べ物が大量に捨てられています。このままで良いと思いますか?
人身売買が現代でも行われています。このままで良いと思いますか?
これらの質問に、
「このままで良いと思う。」
と解答する人はいないのではないでしょうか。
多くの人が食べ物を粗末にすることは悪いことだ、人身売買なんて人権侵害行為はなくなったほうがいい。
そう認識していると思います。
また、フードロスと人身売買以外にも社会課題と聞いて他の事柄を思いつくこともできます。
エネルギー問題、環境問題、人口爆発、南北格差問題等など、問題は山積みです。
今回記事にしたいのは、
ボードゲームを作成するにあたって、私達が伝えたいメッセージはなんなのか、ということです。
何の為にゲームを作るのか
先述したように、これは問題だ。
ということはみんな知っています。
なので、これらをボードゲームで言い直しても意味がない。ということです。
私の作ったボードゲームをやり終わった感想が、
「人身売買って良くないよね」
というところで終わってはゲームをやった意味がないのです。
なぜなら、人身売買が良くないこと、というのは既知の事実で、
ゲームをやる前と後でプレイヤーに対して変化が発生しないのです。
どーせならゲームをやったからには新しい発見であったり、なにか変化をあたえられるものだと良いし、こういう行動ができるなら、実践したい!とプレイヤーが実世界で取り入れられるなら最高だと思います。
ゲームによって動機づけられ、ゲームによって行動が変化していく。
まさに、第2回全日本ゲーミフィケーションコンペティションでうたっている
「ゲームで世の中は変えられる。」
です。
世の中を変えるほどのインパクトがあるゲームを作れるとしたらそれはとってもやりがいを感じられるものですね。
実際にそこまで行けるかどうかはわかりませんが、プレイしてくれた人に取って、行動の発露になるようなゲームに出来たら良いなと思いました。
私達が伝えたいことは何か
私達がテーマとして考えているフードロスと人身売買。
実際にゲームの中身を考えて作ってみたものの、そこから得られる新しいものはなく、悪いことはやめましょう。みたいな月並みな着地にしかなり得なくて、これやってもおもろいのか?と自分の中で疑念がうまれ、正直やめてしまおかなと考えていました。
ただ、改めて人身売買やフードロスを取り扱ったゲームはまだ存在しないし、応援してくれる人も居るのでもうすこし考えてみようと思います。
ただ、人身売買、フードロス、をテーマにしてその概要を説明するようなゲームを作っても意味がなく、そのゲームをプレイすることで行動に変化をもたらすことができるようなゲームにできるとより有意義になると思うので、そこを目指します。
今回ゲームの概要を石神さんにお伝えする機会があり、先述のようなことを教えていただきました。
ボードゲーム制作をする人は誰しもが通る道で、すでに何度も色んな所で同じ話をしている。
とのことでした。
私も例にもれず、大枠の部分を見てしまっていて、結局そんなことは言われなくてもわかっている。というメッセージになってしまっていたのです。
今回のことで、コンペの提出期限もありますがこのまま出しても何も産まないと思うので、今まで考えていたゲーム案は一度捨てて、改めて違った方面からゲームを作ってみたいと思います。
私がこのゲームを通して伝えたいメッセージは。
この部分に再度立ち戻って伝えたいことをメッセージに落としこむつもりで、ゲーム作りを見直していきます。
9月17日が提出期限だけど、間に合うのかこれ・・・。
では、本日もお読みいただきありがとうございました。